ICL手術って聞いたことあるけど、高額だしとってもこわいイメージ。。
1年前のわたしも同じ気持ちで考えていました。
しかし、メリットとデメリットを知り手術後の自分をイメージして、それが本当になりたい自分や手に入れたい生活なのか。実際にICLをやる決断も知ったうえでやらない決断もとることができます。
もしあなたが、実際にICLって最近芸能人もやっている人多いけど、周りに体験した知人・友人なんていない。だけどリアルな体験談が知りたい。そんな風に思うなら、ぜひこのページを読んでください。
きっとわたしの感じた率直な体験談が、あなたに選択肢の一つとして参考になると思います。
ICL(眼内コンタクトレンズ)をやろうと思ったきっかけ
元々芸能人の体験談で、朝起きたら世界が変わって感動したエピソードを聞いて気になっていました。その後、身近に感じることがあまりなかったのですが、友人がレーシックやICLを行った話を聞いていて、ずっと気になっていました。
小学生の時から視力が悪くなって大学入学まではずっとメガネで、その後はずっとコンタクトを装着して暮らしていました。
2weekのコンタクトレンズを使用していたのですが毎日コンタクトを洗浄してケースに戻すのはとても大変さと煩わしさを感じていました。手術に踏み切れなかった大きな原因は2つありました。1つ目は高額な手術代で一気に50万円ほどかかってしまうので、なかなか踏み出すことができませんでした。もう1つは、とても大切な視力である目の手術ということで大きな病気でもないのに自分の目にメスを入れることがとても怖かったです。しかしメリットやいろいろなブログ、 SNS、 YouTube を見て、自分でも病院のホームページを調べ、友人の体験談を改めて聞くことにより一歩踏み出すことができました。
ICL手術とは
ICL手術は目にメスを入れて3mm程度の穴からコンタクトレンズを挿入します。虹彩の裏側そして近視、遠視、乱視を矯正できる手術です。一度手術を受けると半永久的に使用することができ、レンズの寿命は人より長いです。白内障や緑内障の手術をするなどの場合、レンズを除去することも可能です。
ICLをやって感じたメリット
1.コンタクトのわずらわしさがなくなる
これはICLをする全員が考えているメリットだと思いますが、私は毎日2weekのコンタクトレンズを使用していましたが、毎日洗浄して保管するという手間がなくなりました。とくに旅行や帰省の際はとても助かります。
2.災害時にコンタクトなしでも生活できる
突然災害が発生し、避難しなければならない状況になった際にきれいな水が確保できるか、コンタクトを日数分所持しているかが求められます。避難所で寝泊まりしなければいけないという状況では、手を洗って清潔な状態でコンタクトを取り外さなければいけませんし、洗浄液が必要になると思いますがそういった煩わしさもなくなります。
ICLやレーシックでは災害時の視力の心配をしなくてもよいです。
また寝ている時に災害が起きた場合は、眼鏡を使用するかと思いますが眼鏡が壊れていないかそもそも眼鏡を探さなければいけないというような手間もなく、すぐに避難することもできます。
外出先で災害にあった場合、朝起きて目覚めた時に視界がクリアで全てのものがきれいに見え、迷わず非難することができるのはとても大きいと思います。
3.温泉街でも視界がクリア
コンタクトレンズは、雑菌が入ってしまうため温泉や入浴施設では基本的に取り外しています。以前、私は学生時代に数名のグループで温泉街に行った時、視界が悪く、安心して入浴を楽しむことができませんでした。曇っていて視界がただでさえ悪いなか、水場で裸足のため私はこけてしまいました。そこで少しトラウマになってしまい、広くて楽しいはずの温泉街も楽しめなかったのですが、ICLを行いクリアに周囲が見えるようになった今では安心して入浴を楽しむことができるようになりました。
4.コンタクト代や眼鏡代がかからない
これからのコンタクト人生である年数を30年としたとき、コンタクトを購入する費用がかからなくなりました。
(例)1年分:3,500円(3ヶ月分)×4×2(両目)=28,000(2weekの場合)
30年だと84万円、25年だと70万円
ICLだと上記金額が一括で発生しますが、長い目で見るとコンタクトよりもICLのほうがコストパフォーマンスが高いです。
5.ダイビングやシュノーケルの視界がクリア
ダイビングやシュノーケルといったマリンスポーツの際、コンタクトはするのですがなかなか外れるのが怖くあり、度ありゴーグルと迷っていましたが、そこも気にすることもなくICL後の目では楽しむことができます。
ICLをやって感じたデメリット
1.費用が高額
ICLはレーシックとは異なり大体の手術費用が50万円程度かかります。クリニックにもよるのですがこの額には診察代と手術代と目薬代が含まれます。
2.検査を何回も行う
まず適用検査というものを受けます。これは手術を受けるに当たって視力や眼圧の状況を見てもらいICLをすることができるかどうか調べていただくものになります。
私はその後手術日を予約し手術を行いました。検査は翌日と1週間後、1ヵ月後、3ヵ月後、6ヵ月後、1年後と続きます。
目に関する大切なことなので診察はあったほうが安心と思うこともできるかもしれません。
3.目薬を1日に4回程度行う
手術の3日前から、目薬を1日4回行います。手術後も目薬を1日4回の朝・昼・夕方・寝る前に2~3種類の目薬をさします。ICL手術を行った目を大切にいたわる気持ちを忘れないので、自分の体を大切にできます。
4.術後のダウンタイム
手術当日は、飲酒、タバコ、メイク、洗顔、洗髪、入浴、テレビやパソコン、読書、仕事、運転、運動ができません。
翌日からテレビやパソコン、読書、仕事、運転が可能になります。これはクリニックや個人差もあり指定の注意事項を守ることになります。また手術後一週間は、目にゴミが入らないように保護メガネをかけて外出時は過ごすことになります。
ーメイクで紫外線も浴びることになるので、帽子の購入がおすすめです。私もたくさん悩んで購入しました。
5.病院選びが重要で稀にレンズが合わない人もいる
病院は、その人の状況にもよると思いますが、もし私のように一人暮らしだったり、家事や育児でなかなか時間を取ることがないなかでも手術をしたい場合は、自宅から近くの病院をおすすめします。私も病院選びでかなり悩んだのですが、友人がたまたま私の家から近い病院に通っていたこともあり、私も適応検査をクリアした時にその病院で手術を受けようとその場で決断することができました。結果がよかったと思っています。瞳孔を開く目薬をするのですが、そうすると6時間くらい手元が見えにくくなったりします。頭痛だったり、人によっては気分が悪くなったり、緊張もするので疲労も感じやすくなると思います。通院しやすいというのは一つの選択肢ですし、一人で電車で帰れたのもやはり自宅から近い病院を選んだことが一番良かったかなと思います。なかなか電車に乗る元気がなくても、タクシーを使うという手もあるのでそちらも検討してみてはいかがでしょうか。
ICLの手術状況と感想
いざ診察を終えて点眼麻酔をするとき、恐怖感で頭が真っ白になってしまいました。私の行った病院での手術代は歯医者の椅子のような形でどんどん体が平行になっていくのを感じドキドキしました。
ICL手術の一番はじめには目の部分だけ穴が開いているものをかぶせられ、まばたきを防ぐ器具を取り付け、目を洗います。視界がなくなりまぶしい2つの光と穴が見えずっと見つめていました。点眼麻酔もきちんと効きました。目の痛みはないのですが、目を押されて動かされている感覚があり、不思議な経験でした。怖すぎて手の力と歯を食いしばり続けていました。手術時間は非常に短く、片目10分程度でした。手術が終わり目を開けると視界がクリアでとても感動しました。目はパンパンに腫れていてなかなか開けることができなかったのですが一人で電車で帰ることもできました。
翌日朝目覚めると、瞳孔が開いていたのも元の通りに治り、近くも綺麗に見ることができました。目薬を何度もささなければいけないのですが、私としてはすごく感動的な体験で別世界をくれて本当にありがとうというような気持ちです。
わたしはこれから、視力の心配なく暮らせる毎日がとても楽しみです。